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ブックマーク・気が向いた時の、ちょいメモ。

2015年の生涯未婚率、男性23%、女性14%。

生涯未婚率とは、50歳の時点で一度も結婚したことのない人の割合。
10年前くらいのメモが出てきた。テレビを見て書いたのだろう。おおざっぱなグラフ残していたのを見ると、1970年ころの未婚率は、男女とも2%から3%くらいみたいだ。1980年代から急激に上がっている。30歳代40歳代の未婚率が上がっているために生涯未婚率も上がるのだという。
それから10年以上たった今は、どうなっているんだろう? ここ数年でもニュースで取り上げられていたけど数字の記憶はない。まだまだ結婚しない人は増えて続けているらしい。いつか確認してみようかな。・・・と思っていたが、さっき検索してみたらこんな記事があった。

2017年04月05日 【生涯未婚率】男性23%、女性14%に急上昇 「皆が結婚する社会こそ異常」と指摘する専門家も。前回の2010年の結果と比べて急上昇し、過去最高を更新した。2015年の国勢調査の結果、男性のおよそ4人に1人、女性のおよそ7人に1人が 生涯未婚であることがわかった。https://www.huffingtonpost.jp/2017/04/05/23-perent-of-men-arent-married_n_15823622.html

「生涯未婚率」男性が圧倒的に高いワケ 読売新聞 08/09 07:00
https://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/20180807-OYT8T50005/
 「生涯未婚率」。国の重要課題である少子化問題を語る際に挙げられることが多いこの指数だが、この20年ほどの間に、男女間で約10ポイントもの大差がついている。なぜなのか……。結婚をめぐる男女“格差”のナゾを、ニッセイ基礎研究所の天野馨南子氏が読み解く。



冒頭の数字だけ見た。グラフもある。前にメモしていた数字に2015年分を追加するとこうなる。

1970年 男性 59人に1人 女性 30人に1人
1990年 男性 5.57% 18人に1人
    女性 4.33% 23人に1人
2005年 男性 15.96% 6人に1人
    女性 7.25% 15人に1人
2015年 男性 23% 4人に1人
    女性 14% 7人に1人



政治家たちは少子高齢化問題だとガヤガヤ言っているけれど、結婚しなくても生活しやすい社会になったのはとても良いことだと思っている。僕は田舎から都市部に出てきているので、なおさら気にしなくてよい環境になった。非常に気楽に暮らせる。
経済的な問題などで結婚したくてもできない人も増えているので、その人たちにとっては辛いことだろう。だが結婚の必要がない者にとっては、未婚をとやかく言われにくくなった良い時代到来。世間体や見栄で、望みもしない生活をするのは苦痛だものな。特に女性は横暴な夫に苦労させられる人が多い。

むかし会社の先輩おじさんが、結婚しない男は病人障碍者か変態だとか言っていたのがショックだった。ひどい偏見だ。世の中も未婚者は一人前ではないとか、子どもを持たない者は親の気持ちが分からないとか、ずいぶん見下しているものだと思った。そうかもしれんが、愛情は人それぞれだし、子どもを虐待したり殺しているのはたいがい親じゃないのか?
ついでに書くと、その頃の同僚女性は夫から虐待されていて、青あざをつくって会社へ来たのを何度か見たことがある。当時は転んだとかぶつけたと笑っていた。退職してからだったろうか、実は夫の暴力に苦しめられているという話を聞いて、それが原因だったのかと、かわいそうだった。彼女はその後離婚して自由になった。

少子化問題の論調は、子どもたちを、老人を養う資源扱いしているようで気分が悪い。まず政治家・官僚たちがゴッソリ税金とって散財していることこその方が問題だと、老人政治家たちが頭を切り替えてほしい。莫大な無駄遣いをやめて、健全な年金資源の運用をしてもらわなければ。