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親方自らビール瓶で殴打…「お前らもやっていいから」時津風部屋リンチ死事件で「大相撲の『膿』は消えなかった」ー文藝春秋

武田 頼政2021/06/03 source : 文藝春秋 2021年6月号
 2007年6月26日に起きた時津風部屋リンチ死事件。名古屋場所の宿舎において、入門したばかりの新弟子、時太山(本名・斉藤俊さん、17)が急死をとげた。師匠の時津風親方(元小結双津竜、本名・山本順一)は一貫して「稽古中に起きた不慮の事故」と釈明。ところが、翌月、ノンフィクション作家の武田賴政氏が「時太山はリンチで殺された」とスクープするや、一気に風向きが変わった。(「文藝春秋」2021年6月号より)
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