2022-05-04 野生シカの捕獲、昨年度1万1200頭…生態系への影響が少ない適正頭数の3倍 ー読売新聞 生きもの 2022/04/13 20:25 野生のシカやイノシシによる被害が課題となっている長崎県対馬市で、昨年度のシカの捕獲頭数が適正頭数の3倍超となる1万1200頭に上ったことが、同市のまとめでわかった。 対馬に生息するニホンジカは、1966年に県天然記念物に指定。しかし頭数の急増で農林業や島固有の自然生態系などに深刻な被害を与えているとして、2004年に指定が解除された。県の調査では、島内には推定約4万頭が生息。自然生態系への影響が少ない適正頭数は3500頭とされる。