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科学の森: 進むパーキンソン病研究 脳の神経細胞、なぜ死ぬ [毎日新聞]

 2015年05月21日 東京朝刊  http://mainichi.jp/shimen/news/20150521ddm016040005000c.html

 超高齢社会となり、患者の増加が懸念されるパーキンソン病。脳内の神経細胞が次々と死に、震えや歩行障害が起きる。今は完治させる治療法はなく、悪化して寝たきりになる患者も少なくない。近年の研究でパーキンソン病の発症の仕組みが徐々に分かってきた。【永山悦子】

 研究者たちがまず注目したのは、家族内で発症する「遺伝性パーキンソン病」だ。パーキンソン病全体の1割程度を占める。この患者は、遺伝子「ピンク1」や「パーキン」の機能が低下(故障)している。神経細胞の中には、細胞にエネルギーを与える重要な小器官「ミトコンドリア」がたくさんあるが、二つの遺伝子が「故障」すると、細胞内にミトコンドリアの「不良品」(異常ミトコンドリア)が蓄積し、細胞が死んでしまうとみられる。

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