(ΦωΦ)

ブックマーク・気が向いた時の、ちょいメモ。

佳那晃子「脳死」宣告されていた…くも膜下出血から手足動くまで回復  スポニチ 2013年9月17日

スポニチ [ 2013年9月17日 15:23 ]
 

佳那晃子
今年1月にくも膜下出血で倒れていたことが分かった佳那晃子 
Photo By スポニチ

 女優の佳那晃子(57)が今年1月にくも膜下出血で倒れ「脳死」を宣告されていたことが17日、分かった。所属事務所がファクスで発表した。 

 発表によると、佳那は今年1月10日午後10時ごろ、静岡県熱海市内の自宅で突然、倒れた。緊急搬送され「重度5のくも膜下出血」と診断。「脳死」または「良くてもフラットな植物状態」と宣告された。

 大学講師の夫・源高志氏(65)は「『奇跡が起きない限り、良くて植物状態でしょう。期待を持たないで、明日、体を取りに来てください』と。倒れる直前まで普通の会話をしていたので、訳が分からない、人ごとみたいでした」と振り返る。

 クリスチャンの源氏は帰宅し「結婚して20年、借金(4億円)を返すばかりの生活だった。いい生活をさせてやりたい。(妻に)あと20年(時間を)下さい」と朝まで祈った。

 翌日、手術が可能な状態になり、10時間のオペ。しかし3月になっても「フラットな植物状態」から回復の見込みはないと診断された。

 それでも懸命な治療の結果、4月になって、手を握ると握り返すなどの反応が見られるようになった。6月、静岡県内のリハビリ病院に転院。現在は命の危機からは脱し、源氏によると「声を掛けると、目を開ける」「足をくすぐると、動かす」までに回復。「先日は『自分で右手を動かしてください』と言われ、右手を動かした」と意識障害も減少してきた。

 源氏らがかける言葉も理解している。まだ話すことはできないが、次のリハビリの段階は「自分の意識で何かをすること」になる。

 源氏は「医者に言わせると、3つも4つも奇跡が起きた」と語り「最終的に歩いて(家に)帰らせるのが目標。1年かかると言われています。お金がない状態で、こうなってしまったが(妻には)オレしかいない」と週5日の献身的な看病を続ける。

 佳那はネフローゼ症候群で4年間の闘病生活を続けていたが、2009年に女優復帰。現在の所属事務所に移籍して1年半。またも“悲劇”に見舞われたが、今度も病気を克服する。