(ΦωΦ)

ブックマーク・気が向いた時の、ちょいメモ。

産後に夫を殺したくなる妻たちの告白 エリート高収入男性が愛されない理由 gendai.ismedia

2017.12.29
藤田 結子明治大学教授

未婚女性が結婚相手に望む条件として「経済力」が上位に来る。結婚相手として望ましい男性の年収は「600万円以上」と多くの女性が答えた調査結果もある。
しかし、そんな仕事が「できる」という魅力が、結婚後に短所に変わることがある。とくにエリート男性と結婚した妻たちから、夫がムカついてたまらないという声が聞こえてくるのだ。

産後に夫を殺したくなる
絵美さん(仮名、以下に登場する名前もすべて仮名)は30代で第1子を妊娠した。コンサル勤務の夫の亮さん(30代)とは仲が良く、喧嘩をしたことが一度もなかった。

妊娠中に育児分担をめぐって夫とバトルを繰り広げる友人の話を聞いたことがあったが、「私たちにもそんなことが起きるのかなあ」と思っただけで、ありえないことだと彼女は感じていた。

亮さんは名門大学卒のエリートで仕事熱心、平日は午後10時を過ぎないと帰ってこない。そんな彼を頼もしいと思っていた。

しかし産後、状況が一変する。絵美さんは、頼もしいと感じていた亮さんの態度に腹が立つようになった。絵美さんは乳児の世話で寝られずヘトヘトなのに、彼は「仕事で疲れた」といって自分だけ昼寝したり、赤ちゃんの声が「うるさくて家で仕事ができない」といったりするのだ。2人には、育児をめぐって口論が増えた。